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子どもだけが原因ではない様子。。2

 このように、つい子供だけが原因と考えがちですが、実は親御さんの生活習慣が子どもの睡眠に大きく影響していることが分かりました。

お仕事や家事などで夜遅くまで起きがちな親に影響され、子どもがうまく睡眠を取ることが出来ないという問題があるようです。これは生活上仕方のないことになってしまうのですが、では、例えば若いお母さんが夜遅くまで小さなお子さんを外で連れまわしているのはどうでしょうか?こういった光景はよく目にすることがあります。遅い時間にも関わらず覚醒してしまって楽しんでいる子もいますが、中にはウトウト寝ぼけ眼を擦っている子も…。お父さんが遅くまでゲームをしていると子どもも起きてしまいますよね、、こういった親の都合で自分の生活習慣に子どもも巻き込む形になり、睡眠不足にしてしまうケースは出来れば避けたいものです。

 睡眠により成長ホルモンが分泌される子どもから睡眠を奪ってしまうと、サーカディアンリズム(昼と夜を作り出す1日のリズム)が乱れ、学習障害や肥満などといった問題が起こり、本人にとってもさらにマイナスとなってしまうのです。

子どもが規則正しい睡眠をすることが出来れば、親の安眠にも少なからず影響するのではないでしょうか。

子どもだけが病気かもしれないと感じてしまったり、

子どもだけが治療を受けるのは少し違うのではないでしょうか?