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子供の睡眠不足として考えられるのは?

 1で述べた不登校児について。2016/6/24の日本経済新聞より引用させていただくと、不登校児の80%が睡眠リズムに異常をきたしていることが、神戸市の子どもの睡眠と発達医療センターにてみられたそうです。徐々に起床時間がずれていくことで昼夜逆転したり、そもそもどの時間に眠っているのか特定が難しい。といったケースがあるそうです。センターによると、「慢性的な睡眠不足」により、突然朝起きられなくなり、不登校になる場合があると述べられています。心の問題だけではなく、こういった睡眠不足によっても不登校がおきるということが分かりました。

 文部科学省の問題行動調査では、2014年度に病気や経済的な理由以外で年間30日異常欠席した不登校の小・中学生は12万2902人で、前年度に比べて2.7%増。不登校のきっかけでは、一番多いのは「不安などの情緒的混乱」で次が「無気力」であったようです。