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睡眠障害とは

 睡眠障害というのは、脳の一種の過労状態といえるそうです。脳の疲労を回復する役割がある睡眠が不足することで起こります。それにより自律神経の乱れが生じます。血圧が睡眠時に下がらない、体温がきちんと下がらないなどといった症状がおこり、長時間睡眠をとっても「疲労回復」がうまくいかないのです。 

(引用文献:NHKオンライン,クローズアップ現代,不登校12万人のかげで~広がる子どもの睡眠障害~,2015.1.8放送http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3597/1.html)

 以下は、下記に示されている文献先のP190-191よりそのまま引用させていただいております。

ICD-10のF51非器質性睡眠障害には、睡眠異常パラソムニアが含まれます。

睡眠異常は、一次性心因性に生じた状態で、睡眠の量、質あるいは時間的調節の障害が優勢なもの、すなわち、不眠、過眠、睡眠・覚醒スケジュール障害。

パラソムニアは、睡眠中に生じる挿間性の異常現象であり、小児の場合、主として発達に関連するそうです。すなわち、睡眠時遊行症、睡眠時驚愕症、および悪夢。

(引用文献:融道男ら:ICD-10精神および行動の障害ー臨床記述と診断ガイドラインー,株式会社医学書院,東京,新訂版第9刷,2013)