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Notes:


Slide 5
National Asthma EducationやPrevention Programガイドラインでは喘息治療薬として多くの薬剤が推奨されており、これらの薬剤は臨床試験で効果が証明されている。
臨床試験は患児や保護者を教育することでコンプライアンスが高い水準で保持されており、この結果をそのまま実際の臨床における効果に置き換えることは不可能であろう。3,4
実際の臨床では、コンプライアンスは投与方法(経口か吸入か)、副作用、薬価、安全性が確立されているか、服薬量を加減しやすいか、患者指導、作用発現までの時間、患者の吸入テクニックなど様々な要因とからみあっている。5–7  コンプライアンスが不良であれば、薬剤は十分な効果を発揮しない。