○ 閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans(ASO))とは、軽いものをいれるとかなり多い疾患ですが、あまり一般的にしられてはいないようです。年齢が長じるとともに、少し歩くと息切れがして、強い痛みとともに、足が動かなくなるなどが始まり、少し休むと間たもとにもどるという症状(間歇性跛行)が出て、整形外科などを訪れて、両側下肢の脈拍が弱い、触れにくいなどで気づかれます。原因は腹部大動脈,腸骨動脈に好発する動脈硬化で抹消動脈循環不全を起こすもののようです。Buerger病や脊椎感狭窄症との鑑別が必要になります。放っておくと、末梢側の潰瘍,感染,壊死などが起こるのですが、陽は強い動脈硬化の症状なので、予後としては,脳動脈,冠動脈の硬化病変が進んで、死亡するものが少なくないという困った病気です。Fontaineと言う簡単な進行度チェックで臨床経過チェックをきちんと行うことが必要です。治療は薬物(抗血小板薬や血管拡張作用を有する薬剤など)で始まり、ひどくなれば血管バイパス術が行なわれるようです。このあたりを、某薬剤メーカの担当者の方が、図に拾ってくれてます。以下をごらんください。眺めているうちに、色々思い当たることもあるはずですよ。特に糖尿やそこまで行かなくてもメタボの方はよく眺めてみてはいかがでしょう。チョイと、容量が多いので、ちとキツい機械もあるでしょう。ごめんなさい。(管理者)