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coro01-02003132310/早く迅速がほしい。原理 ......

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coro01-02003132310@
ウイルスが外から侵入してくるときは、シアル酸とで出来ているレセプタの先端部などが、最初にウイルスなどの抗原と接触をする場所だ。ウイルスは、いろんなレセプタにくっついたり、膜に直接くっついたりして、レセプタというボタンを押すと、細胞へのトンネルが出来る。そうやって細胞内にはいって、転写をして数が増える。PCR法なんてのは、それを人工的に試験管内でやっているだけだ。つまり、試験管のなかが実際の我々の細胞というわけだ。PCRは、目的のウイルスが持つ特別な配列を熱処理して、DNAを2本に分ける。各々に、プライマーという、ジッパー見たいな小遺伝配列をくっつけて、もう一本ずつ作る。これを繰り返すわけだ。確実と言えばいえるが、どうしても時間がかかる。
 対して よく我々がクリニックで使う迅速テストは、イムノクロマトグラフィ法を使うのが多くて、中学の時につかった試験しみたいなやつにインフルならインフルの抗体を染み込ませた線を付けといて、よーいどんでとかした鼻水ながして、毛細管現象で、その抗体の線に来たら色が発色するやり方だ。同じようにレセプタの蛋白おいといて、そこにインフルが出すノイラミニダーゼというハサミがやってきて、チョキっと切ると発色するやりかたも使える。
 そのような糖鎖蛋白を切る酵素がプロテアーゼといい、インフルエンザの迅速テストは、インフルが出すノリラミニダーゼ(Neu5Ac)というハサミをとらえる。